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陽花

Author:陽花
自然が大好き! 
だけど「人」も好き。

子どもの部活追っかけの合間に、
趣味の保存食作り、野菜作りもボチボチ進行中。

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自給自足の危機

2010.07.12 13:46| な~んか気になる!
降ったり照ったり気まぐれなお天気で蒸し暑さ倍増です。
天気予報では、今週もほとんど毎日マークでした


土曜日に山奥の実家へシソ摘みに行ってきました。
「摘む」って表現に???の方もいらっしゃるのでは。
スーパーなどで売っているシソは、枝ごと刈り取ってありますが、
私や母は芯を残して、大きくなった葉だけを摘みます。
そうすると、1週間もすればまた収穫できるのです。

その実家へのお土産はうちの庭の新鮮な夏野菜です。
IMG_5420.jpg

母は自給自足の生活をしていたのですが、ここ5.6年、猪や鹿や猿に畑を荒らされほとんどの野菜が収穫できないようになってしまいました。
野菜が野菜の形になる前に、葉や茎やツルを食べられてしまうので、成長を楽しむ喜びもなくなったそうです。
特にお猿さんはやることがやんちゃ(笑)で、食べないのに玉葱を引き抜いて遊ぶのだとか

私が子どもの頃は焼畑もやっていました。
今の時期学校から帰ると、竹かごいっぱいに焼畑で採れたとうもろこしがゆでてあり、
傍らにはトマトやキュウリが、湧き水から引いている出しっぱなしの水道で冷やしててありました。
「となりのトトロ」みたいでしょ。今でもこの味が忘れられません。

焼畑では、ソバや粟・稗の雑穀からサツマイモ・とうもろこし・大根・蒟蒻芋などが作られていました。
焼畑を「こば」と呼ぶのですが、こばはともかく、家の周りの畑を獣が荒らすってことは、この頃は全くなかったのです。アクの強い山菜までも食べ尽くしてしまうなんて…首を傾げたくなります。

世に言う生態系の乱れも原因だと思いますが、環境破壊が深刻です。
人工林が増えて、エサになる木の実が少なくなっています。
隣接する町に山を削って高速道路ができて、そこからパイパスを使えば村も都会から日帰り圏内になりました。
アウトドア志向が高まる中、自然に癒しを求めにやってくる人が一気に増えると、それを見込んだレジャー施設もまた山を削って作られます。

林業の形態も変わりました。
亡き父が携わっていた頃には、「職人技」だった作業を今は機械がやります。
当然、機械を山に搬入するための作業道路が作られます。
その作業道路は山肌を削って急拵えで作られ、その現場の仕事が終わってしまえば維持管理されることもありません。台風やゲリラ豪雨の際、この作業道路の崩壊が土石流の原因のひとつのなります。
また、林業従事者そのものが減っているため、山林の管理がおろそかになり、間伐という森を守る作業がなされないまま放置されている山林が増えています。
そのため倒木が増え、それが豪雨の際に谷や川を堰止めてしまうのです。

おお、話が随分それてしまいました
私流の結論では、獣達の居場所がなくなってしまったのです。
静かだったねぐらにも朝から車の騒音は轟くし、食べ物はないし。
獣道も道路で寸断され、突然とんでもない大雨が降って、山そのものが崩れていくし。

で、鹿や猿や猪はすっごく怒ってキレてるんだと思うのです。人間だってお腹空いたら余計にイライラするし、ね。
被害者その1の母曰く「痩せた子猿を背負った母猿が野菜を取っていくのを見たら、なんか追い払うのが可哀想になって…。山に食べ物がないんだろうなぁ。」
被害者その2に同情してあきらめの境地です。

かと言って、近くにスーパーなどない買い物難民の母は、自分も全く食べないわけにもいかないので、
あの手この手で獣達と知恵比べの日々なのです



シソ畑
シソは食べないのかって?? はい、なぜかシソだけは食べられたことがありません。奇跡です







         IMG_3478.jpg

このも画像もトトロ風でしょう木のトンネルです。昔から変わらない道で、ここを通って秘密の水浴び場に行っていたんですよ。 





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