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Author:陽花
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子どもの部活追っかけの合間に、
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母のこと

2012.02.22 14:13| 未分類
日めくり暦時計

↑こちら、母と私たち娘の救世主。
日めくり暦」のデジタル版。

暦だけではなく、時間も気温も湿度までも表示される。
おまけに電波時計なので時間調整も不要のすぐれものだ。


母のアルツハイマー型痴呆が、
一段階進行したことは前記事で書いた通りだ。


ことは年末年始を我が家で過ごした時にさかのぼる。

「入れ歯がどうも合わなくなってきたとよね。」

総入れ歯の母は泣きそうな顔でそう言った。
そして、どうしてもこの入れ歯を作った歯科にかかりたいと言う。
山奥の実家の隣町にあるその歯科までは、
バスと徒歩で1時間以上かかる。
おまけにバスは一日に2往復のみ。
そして朝一便のバスに乗るためには、
谷底にある自宅から、山の中腹にある国道まで30分くらい歩かなければならない。
お昼の便はその谷底の集落まで親切に迂回してくれるのだが、
そのバスだと帰りは高いタクシー代を払ってしか帰られなくなるのだ。

高齢化が進む村は、交通も医療も過疎だ(悲)。

前置きが長くなったが、
こうして年明けから母の歯科通いが始まった。


そしていきなり問題発生!

<↓続きはこちらから>
元々無かったのか、こうなってから無くなったのか、
母には「予約診療」の概念がなかった…、トホホ。
それを何回も何回も説明して、予約日を覚えた母。

ここでまたまた問題発生!

1月は母のデイサービスの通所曜日が不規則で、
ただでさえデイサービスに行く日を間違えていた母だった。
そこに「歯医者に行く日」が入り込んできたもんだから大パニック!

母の記憶能力では、2つは覚えられても3つは厳しいらしい。
それならばと、1月はデイサービスをお休みにしてもらうことにした。
人との交流が大好きな母は、デイサービスをとても楽しみにしていた。
でも優先順位は「歯科」だったようで、
母の申し出でこのような苦肉の策を講じたのだった。


これで一件落着!…かと思ったのだが、そうは問屋が卸さなかった(泣)。
今度は「歯科に行く日」のことが頭から離れなくなったのだ。
予約日を忘れないように、バスの時間を間違えないようにと、
ひたすらそのことばかりを考えてしまうようだった。


母の認知症が発覚してからの習慣「おはようコール」で、
毎朝今日の日付を訊くようにしていた。
今までなら、日めくり暦とカレンダーを見て、
7割は間違えずに答えていた母だった。


ところが、入れ歯の騒動(笑)が始まってからというもの、
いつでも『今日は歯科に行く日です!』と、
自信たっぷりに予約日を答えるようになってしまった。


日めくり暦を見て!と言っても、日めくり暦がなくなったとか、
めくり過ぎたから捨てたとか、支離滅裂な答えで…。
その頃私は、娘のセンター試験や息子の大会を控えて大忙し。
車を飛ばせば2時間で着く実家だが、それができない。


とにかく妹と二人で、一日に何回も電話をかけて、
歯科でないのに間違って出かけないように言い聞かせることしかできなかった。
毎回必ず納得して「ありがとう!」と言って電話を切るのだが、
しばらくすると、

「歯科に行こうとバスを待っていたが来ない。」

と、すっかり忘れて、おまけにバスの時間まで間違えて、
途方に暮れて電話してくる始末(辛)。


根気よくこっちが腹を立てないように、
妹との連携プレイで歯科に行かせること6回。
2月2日に晴れて母の歯科通い終了!

「お陰さまで立派な入れ歯ができました!」

母の電話に涙が出るくらいうれしかった私と妹。
まるで自分の歯がきれいになったような気持ち(笑)。
そして今回のことを教訓に、
あれこれ考えて購入していたこの時計を持って帰ったのが翌日3日。
母もたいそう気に入ってくれた。


そして効果は…?

ありがとう!アマゾンさん。
ありがとう!デジタル日めくり君。





まぁ、10割とまではいかないまでも、
これを見たら9割は間違わなくなった母。


これにて一件落着!!!
と、その日はルンルンで帰ってきた私だった。


…が、悲劇は2日目の朝に訪れた(泣き笑)。


あれほどまで苦労して親子3人で獲得した(笑)、
New入れ歯だったのに…、
これが人生最後の入れ歯だと言っていたのに…。


そう、それを母はなくしたのだった。
正確にいうと、古い入れ歯だと勘違いして下の歯だけ捨ててしまったらしい…(疲×5)。



「どこに捨てたとぉ???」

と、悲痛な声で問う私に、

それがわかれば苦労しまっせん!!!」

と、開き直る母。
訳わからんし~~!!!


その数日後に「入れ歯捜索最前線」と銘打って、
帰省してくれた妹だったが、あえなく撃沈。

ここまで探すか??
というところまで探したそうだが、
見つかったのは母の他の失敗の残骸のみだったそうだ(苦笑)。


で、母はその後どうしているか?


入れ歯なんかなくても生きていけます!」


と、やけに元気なのでありました(爆)。
そう言われたら「そうかも。」と思ってしまう単純な私。

こんなことくらいで落ち込んでいたらいかん!
そうだ、こんな時はイケメン治療しようと、
夜通し「JIN~仁~」完結編を観ました~(笑)。
ありがとう!仁先生、龍馬さん。



キッズ携帯

↑そしてこちらは、ダメ元で買った「キッズ携帯」。

奇跡は信じたいが、そんなに甘いもんじゃないことは今回で身にしみた。
ならば先手必勝で、母の次なるステージに備えようじゃないかと、
妹たちと相談して決めたのだった。

一番の魅力は「GPS機能」。
それにとにかくデザインも機能もシンプル。
ただ難点は充電が大変やりづらい。
端子の幅がが普通の半分もない。
なので、それは週1回デイサービスでやっていただくことにした。

ワンタッチダイヤルには私たち三姉妹と母の妹を登録した。
子機も使えない母なので、電話をかけることができるかどうかわからない。
ひょっとしたら、入れ歯みたいにまた捨ててしまうかもしれない。
でも、後悔しないようにやれることを今やっていこうと思っている。


こんな風にあれこれ書くと、
認知症の母親を、そんな山奥に置いておいて大丈夫なの?
って、心配される方もいらっしゃるかもしれない。

いわゆる炊事・洗濯・掃除はきちんとできる。
食事も献立が少なくなってはいるが、栄養を考えて作っている。
掃除は完璧、捨て過ぎることもあるけど(笑)。
洗濯は時々洗濯機の使い方がわからなくなるようだが、
1人分だし手洗いするようだ。
翌日には、ああそうだった…と思いだして使えたりするのだそうだ。


独り暮らしは確かに刺激は少ない。
でも身の回りのことは自分でやるしかないから、
あれこれ段取り考えて動く。


私と今同居したらどうだろう。
母のペースに合わせて生活していくことはむずかしい。
お互いにストレスがたまっていくだろう。

「自分のやりたいように暮らす。」

これが現在の母の一番の特効薬なのかもしれない。
悲しいけど病気は進行していく。
進行度合いに応じて、デイサービスの回数を増やしたり、
必要ならヘルパーさんもその合間にお願いする。
それでも立ち行かなくなったら、我が家に連れてくるつもりだ。
そして、私や妹の介護でもむずかしくなったら、
本当に辛いけど覚悟を決めて施設にお願いすることになるだろう。


それが半年後かもしれないし、2年後かもしれない。
くよくよ考えていたってどうしようもない。
今はとにかく朝晩の電話や、妹と連携して実家へ行き来すること。
これしかない。

時々はパニックになるが、
母はとにかく元気で明るいことが救いだ。
この雨が上ったら、畑にジャガイモを植えるんだと張り切っている。

明朝も母の元気な声が聞けますように!




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コメント

小さい事から大きな出来事まで
問題は山積みなのでしょう・・・・。

お母さんの明るく元気が救いですね。

考えていても時は過ぎていきますから
今出来ることをする・・それが一番ですね。

それでも、やはり一人は心配です・・
毎日、お母さんの元気な声が聴けますように・・・

僻地医療の看護師として働きたかった私には色々な事が交錯しました。

家族の想い。

私にもそんな日は来るのかもしれませんがお母様がお母様らしくこの先の生涯を過ごされるように・・・と思うことしかできなく歯痒さすらを感じます。

すみません。上手く書けなくて・・・

こんばんは。

可愛いお母さん、(*^_^*)
心配だと思いますが、環境が変わるより、
慣れた環境で自分で生活することが一番いいというものね。
お母さんは優しい娘さん達がいて、本当に幸せですね。
時計もすごくいいですね、私も欲しくなりました。

由桜さん

コメントありがとうございます^^


ホントに「山積み」なんですよ^^;
我が家は夫も高次脳機能障害を負っているので、

「あっちもこっちも話が通じない!!」

って、イライラすることも多々あります。
でも、今まで何とかなってきたから、
これからもどうにかなる…って、
割と楽観的な自分もいたりします。
AB型だからかしら^^

昨日は母、隣町(県境なので生活圏は隣町にあります)に散髪に行ったそうです。
帰りには買い物もして楽しかったよ、とご機嫌でした(*^^)v

ばっちゃんさん

コメントありがとうございます^^

温かいお気持ちに触れて、涙が出てしまいました。
若くして父の兄弟姉妹がたくさんいる大家族に嫁ぎ、
貧しい中で苦労して私たちを育ててくれた母です。

母がやりたいことをやれる範囲で叶えてあげることが、
その苦労に報いることなのかな…と思っています。

またこのブログで愚痴を聞いてくださいね(^_-)-☆

つまままさん

コメントありがとうございます^^


良かれと思ってしたことが、
母には迷惑だったと分ったことも多々ありました。
やはり母の好きなようにするのが、
一番幸せなんじゃないかと最近は思っています。

例えそれで寿命が短くなったとしても、
それでいいと思うようにしました。

「命の値打ちって、長さだけなのかい。」

『JIN~仁~』での田乃助の台詞が時々蘇る私です。

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